地球から消えゆくプラチナ

地球上にあるプラチナの数は、他の鉱物と比べるとかなり少ないと言われています。プラチナが人類の手に渡ってから現在まで。6000年の間に発掘されたプラチナは、プール3杯分しかありません。専門家の間では、近々枯渇するとまで言われています。
非常に量が少ないプラチナだからこそ、値段はどうしても高くなります。結婚指輪になると、安いものでもペアで20万円は覚悟しておいた方が良いでしょう。金銭に余裕が無かったら、プラチナは諦めるに限ります。

借金をしてでも手にしたいプラチナの結婚指輪

ただ結婚指輪は、一生に一度のもの。プラチナにこだわりがある人にとっての「諦め」は、あまりにも残酷な言葉です。ならばと借金をしてでも、プラチナの結婚指輪を購入しようと考えるかもしれません。
「ブライダルローン」を使えば、値段の高いプラチナの結婚指輪も安く購入はできるでしょう。ただ新婚早々に借金を抱えるのは、おすすめできないやり方。利息分も返済しないとならなくなるので、総支払額は膨れ上がってしまうのです。

安い値段でプラチナの結婚指輪を手にする

借金をせずにプラチナの結婚指輪を入手する。なるべく安い値段で売っていないものでしょうか。世の中は広いもので、値段の安いプラチナの結婚指輪は存在しています。
注目したいのは、純度。1本数十万円もする高級ブランドの結婚指輪の場合、いずれもpt950のプラチナを使っています。プラチナの純度が高くなればなるほど、値段はどうしても釣り上がります。狙い目はpt900（プラチナの濃度が90%）の結婚指輪。純度は低くなるものの、安い値段で購入できるでしょう。

純度の低いプラチナは品質も悪い？

「プラチナの純度が低くなると品質も悪くなる」と、思われるかもしれません。プラチナの純度と指輪のクオリティは、直結しないもの。むしろ純度が下がる分、耐久性が向上します。
プラチナは柔らかい素材になるので、些細な衝撃で傷がついてしまいます。そこで他の金属を混ぜることにより、硬くさせているのです。結婚指輪は、何十年と使う大切なもの。だからこそ、ある程度頑丈な結婚指輪は却ってお得なのです。